「つらい痛みを和らげる」

暑い夏が嘘のように寒い冬の気配を感じるこの頃です。神経痛やリウマチなどでお悩みの方には辛い季節となってきました。中国漢方では関節や筋肉の痛みを「痺証」と呼んでいます。痺証とは詰まって、通じないこと。私たちの体には生命エネルギーや栄養である気や血が流れていて、これが妨げられると痛みとなって警告します。原因は冷えと湿気。冬の寒さや過剰な冷房「寒邪」、梅雨の湿気や過剰な飲食による水分停滞「湿邪」、発熱や炎症「熱邪」。そしてこれらを連れてくるのが「風邪」。主な症状は朝の関節のこわばり、痛み、手足のしびれ。これらは冷やすと悪化し、温めると楽になるのが特長です。慢性化すると、さらに血流が悪くなり、刺すような痛みで夜間にひどくなる、関節の曲げ伸ばしが辛いなどの症状が見られます。次回、具体的な治療法を。

(『ぱぺる』 2012年10月27日号掲載)


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