「飲む目薬」

私たちは、昔の人に比べてはるかに目を酷使しています。眼精疲労、ドライアイ、視力低下、それに伴う頭痛や肩こり。点眼薬は手放せないようです。中国では、点眼薬で効果がないときには「飲む目薬」といわれる漢方薬を服用し、内臓を強化する方法で目の治療を行います。古代の医学書に「肝は目にアナを開く」という言葉があります。目を養っている内臓は肝で、それを支援している内臓は腎。腎に蓄えられている腎精が、肝に蓄えられている血と協力し合って目の栄養分である精血を目に送ることで、目は正常に働きます。目の使い過ぎは精血を消耗させ、疲れ目、視力の減退に。老眼や老人性白内障も加齢による肝腎の衰えとして同様に治療します。代表処方は杞菊地黄丸で、肩こりや頭痛には冠元顆粒を併用。効果は、飲んだ人だけがわかります。

(『ぱぺる』 2012年10月13日号掲載)


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