「夏バテについて」

今年の夏は非常に暑かったですね。皆さん、夏バテしていませんか。疲れ、動悸、息切れなどが、なかなか取れないときは要注意。中国漢方では、夏バテは大量の発汗とともに体液を消耗、汗と一緒に体内の気(エネルギー)が漏れ出るために起こると考えています。気が消耗すると心臓を動かす力が低下し脈拍が弱くなったり、不整脈、動悸、息切れ、だるさといった症状も表れます。体液が消耗すると血液が濃くなり、血栓ができやすくなります。これが夏の狭心症や心筋梗塞の原因。また、体の熱を冷ませなくなるので、皮膚の乾燥や体のほてり、のどの渇きなども。夏の終わりから秋口にかけて体調を崩す原因は、熱を冷ます体液の減少。気と体液を増やす補中益気湯合麦味参顆粒や清暑益気湯がお勧め。食欲がないときには、香砂六君子湯を併用しましょう。

(『ぱぺる』 2012年9月8日号掲載)


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