「飲む目薬」

OA機器の普及で疲れ目や視力減退、ドライアイなど目の異常を訴える人が増えています。点眼薬で改善しない場合、「飲む目薬」がお勧め。中国の古代医学書には「肝は目にアナを開く」、「瞳孔は腎、黒眼の部分は肝」という経験則があります。「肝腎要」というように肝と腎は目の働きに重要。腎には精という生命維持の栄養物質、肝には血が蓄えられ、目の働きの元に。目の異常は精血不足が原因。老眼や老人性白内障も加齢で肝腎が衰え、精血不足を招いたから。治療はまず中国式目の体操。次に肝腎強化の六味地黄丸に目に栄養を与えるクコの実、充血を抑えてすっきりさせる菊花を加えた飲む目薬、杞菊地黄丸。65歳のA子さんに試してもらったら20分で効果が表れたそうで、漢方薬は長く飲まなきゃ効かないという考えを改めるわと笑っていました。

(『ぱぺる』 2012年4月14日号掲載)


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