「アトピー性皮膚炎」その1

今年の夏の暑さと湿気で皮膚病が悪化し、漢方薬治療をしたいという相談が多くありました。
アトピー性皮膚炎の治療は大別して、症状悪化の急性期と慢性化の2つ。急性期の皮膚は赤くジュクジュクし、かゆくなります。中国漢方では赤みは[熱]、ジュクジュクは[湿]が体内に過剰にある状態で、二つが一緒になったのが「湿熱」。さらにひどくなると頭皮を覆う黄色いかさぶたや赤いぶつぶつ、皮膚がジュクジュクして汁が出ます。ステロイドを急にやめて悪化したリバウンド状態にもみられます。これは[熱毒]で、治療には「清熱涼血利湿解毒作用」、炎症を抑え余分な体液や毒素を排除する漢方薬を用います。鍵は便通。体に熱がこもっていると便秘や臭い大便、湿が過剰だとベタベタ大便になり流れにくいことも。次回は慢性期の治療です。

(『ぱぺる』 2011年10月8日号掲載)


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