「皮膚病の大敵・湿邪」

今年の梅雨入りは、6月14日。この時期、体内も湿気が過剰になりがちです。湿気が体に悪さをすることを「湿邪」。停滞しやすくなかなか改善しません。皮膚に停滞したのが皮膚病。その特徴は病気が長く治しにくいことで水疱、びらん、腫れなどが見られます。夏に悪化するアトピー性皮膚炎、水虫、主婦湿疹などはその例。掻いた後の皮膚がジュクジュクしているなら湿邪がからんでいます。かさぶたは滲出液の塊。もし、赤く血が見えるようなら熱邪、膿が見えるようなら熱毒によるものと考え、それに合わせた治療を行います。
中国漢方では「脾(消化器系)は、湿を嫌い燥を好む」と言います。胃腸の異常を感じたら、脾の働きが湿邪に邪魔されていると考えられます。舌苔が白くなったり、舌の周囲に歯型がついていたら体に湿邪がある証です。

(『ぱぺる』 2010年6月26日号掲載)


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