「梅雨に悪化する皮膚病」

梅に実が付くころの雨を梅雨といいます。長雨で空気中に湿気が多いのが特徴。中国漢方では、人間の体は気象条件に左右されるとし、湿気もその一つ。人体に悪さをするときは湿邪といいます。特徴は(1)重と濁=重とは体が重くなること。頭重感や全身の倦怠感。濁は汚く濁った状態。皮膚病では分泌液がジクジクし濁ります(2)粘滞=粘はネバネバしていることで滞は停滞の意味。皮膚病がなかなか治らないのはこのため(3)下に向かう=湿邪に侵された病気は、手足の末端に症状が多く現れます。主婦湿疹や水虫などはその例です。
皮膚病の中で湿疹は、湿邪の影響が大。ですから湿邪をいかに取り除くかが治療のポイント。この季節は暑さも加わるのでアトピーの方は炎症、中国漢方で言う熱対策も必要。湿熱のコントロールが重要なのです。

(『ぱぺる』 2010年6月12日号掲載)


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