「尋常性乾癬」その2

ある患者さんの訴えです。皮膚が赤く盛り上がり、たまった銀白色の皮膚片(鱗屑)がはがれ落ちてフケのよう。音の響きから乾癬が感染に聞こえ人にうつさないか心配(実際はうつりません)。漢方で何とかしたい。
中国漢方では次の3つに分けて治療します。
(1)熱タイプ=紅斑が著明。鱗屑が厚く痒い。新しい皮疹が絶えず発生。アウスピッツ現象が良く見られる。他に口の渇き、便秘、小便が黄色など。舌は赤で黄色い苔がある。
(2)血燥タイプ=新しい皮疹がほぼみられず慢性化。鱗屑も少なく、固く付着。全身症状は見られない。
(3)?血タイプ=慢性に経過し、治りにくい。皮疹は斑状で肥厚し皮革状、色は暗紅。厚い白色鱗屑。舌は紫暗又はチョコレート色の斑点がある場合も。
「尋常性乾癬」といっても症状は色々。それに合った治療が大事です。

(『ぱぺる』 2010年4月24日号掲載)


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