「尋常性乾癬」その1

中国漢方を試してほしい皮膚疾患の一つ。周りの皮膚との境界がはっきりしていて紅色局面ないし紅色丘疹がみられ、銀白色の鱗屑を伴います。よくできる部位は、刺激を受けやすい被頭髪部・肘・膝・腰臀部など。症状のない皮膚に刺激を与え続けると、そこに乾癬が出てきます。これをケブネル現象といい乾癬を見分ける一つです。さらに厚い銀白色の鱗屑を除去すると現れる点状の出血(アウスピッツ現象)も特徴で、爪の肥厚や剥離点状陥凹、軽度の痒みを伴うこともあります。
そして、急に発病し慢性に経過。急によくなることは稀で長期間の治療が必要。原因不明で冬に悪化します。一部の患者に上気道感染歴があるので、風邪を引かぬよう注意し早めに涼解楽や五涼華等を服用しましょう。
次回は中国漢方による乾癬の治療方法です。

(『ぱぺる』 2010年4月10日号掲載)


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