「痛みと漢方薬」その3「膝関節痛について」②

加齢とともに変形性膝関節症とよばれる膝の痛みを訴える人が増えています。初期症状は、膝を動かし始めるときにこわばる、痛む。膝が重だるく、スムーズに動かないなど。正座ができにくくなったら早めの治療が大事です。特に女性は、膝周辺の筋力が弱いので要注意。これをほうっておくと0脚となり、さらに肥満、長時間の農作業や骨粗しょう症が加わると悪化します。漢方では骨、関節、筋肉、筋腱などの老化現象による症状と考えています。基本治療は独活寄生湯。加減として、関節に水が溜まり、触っても熱感や発赤のないものには防已黄耆湯、あるもので疼痛がひどい場合は越脾加朮湯を併用します。痛みが激しいときは活絡法や水快宝、冷えを感じれば参茸補血丸を併用。80歳になっても旅行に行ける膝でいたいですね

(『ぱぺる』 2014年4月12日号掲載)


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