「アトピー性皮膚炎について」その24「女性とアトピー性皮膚炎」

女性のアトピー性皮膚炎は月経周期により症状が悪化します。病態はジュクジュク(湿)と赤み(熱)が中心のため、湿熱を取り除くことを目的に周期に合わせて治療。月経期は、皮膚の炎症を抑える清熱涼血薬に月経血をスムーズに排泄する漢方薬、卵胞期は、卵胞を育てる滋陰養血薬に清熱涼血薬を併用。排卵期は卵胞が育っておりものも増加、ジュクジュクと赤みが現れるので湿と熱をとる漢方薬。黄体期は熱エネルギー(陽気)が増え体温が高くなり、赤みもジュクジュクも強く見られるようになります。月経前の精神的な不安など様々な症状が現われるので、赤みやジュクジュクを取り除き、気持ちを落ちつかせる処方を用います。女性は月経周期があり、それぞれ治し方が違うので注意が必要です。

(『ぱぺる』 2009年3月28日号掲載)


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