「アトピー性皮膚炎について」その23「生活養生」

ストレス過多もアトピー性皮膚炎悪化の要因。この季節に成人性アトピー性皮膚炎が増加するのは卒業、入学、就職など環境の変化が原因です。肝にストレスがかかるとイライラ、怒りっぽい、落ち込むなどの症状が出ます。さらに進むと、のぼせや火照りなど余分な熱が発生し、皮膚炎が悪化。虚弱体質に乱れた食生活やストレスがかかって、治りにくくなるのです。治療は、皮膚症状をコントロールする処方に肝の強化を加え、精神安定を図ります。ストレスの程度により加味逍遥散や竜胆瀉肝湯、眠りに支障をきたすなら三黄瀉心湯や天王補心湯、星火温胆湯を併用。無意識に掻いてしまう人には自律神経の過剰緊張を取り除く作用があると言われるシベリア人参。ストレスが改善されていけば、症状も落ち着いてきます。

(『ぱぺる』 2009年3月14日号掲載)


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