「アトピー性皮膚炎について」その20

アトピー性皮膚炎に限らず、皮膚病の相談が増えてきました。多いのは受験前のストレスによる症状の悪化。赤ら顔で、にきびが治りにくい。産後の顔面の湿疹で母乳をあげているなど。西洋医学という網ですくえなかった人たちばかりです。この様な場合には東洋医学の目で見ましょう。何度もお話している清熱涼血剤の治療で症状はすぐに改善していきます。但し、病院の薬を急に止めないこと。リバウンドし悪化してしまう恐れがあります。もし、広範囲に赤み、赤い腫れを伴うジュクジュクとブツブツ、高い皮膚温度、発熱、口の渇き、便秘が見られたら中国漢方でいう熱毒タイプ。清熱涼血剤に清熱解毒剤を加えて、ひどい炎症を抑え赤みや浮腫を取り除きます。ステロイド剤は使い方さえ誤らなければ善い薬だと思います。皮膚科の専門医の指導を仰ぐことが大切です。ステロイド剤と漢方薬はよきパートナーとなると考えています。次回から生活養生について。

(『ぱぺる』 2009年1月24日号掲載)


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