43.更年期障害と中国漢方J「情緒不安定と更年期」

老化に伴うホルモンの変化は情緒感情系にも影響を及ぼしてきます。
急にイライラして、怒りっぽくなったり、クヨクヨうつうつとしたり、漠然とした不安を感じたり、涙もろくなったり……。

中医学ではホルモンのコントロールは腎が。感情情緒系のコントロールは肝が行い、特に肝には気持ちをのびやかに、かつおだやかにして感情をうまくコントロールする作用があるとしています。これを疏泄作用といいます。この疏泄作用が乱れると上記のような症状が現れてきます。

治療には腎の治療を基本に肝も同時に行います。イライラタイプには加味逍遙散合天王補心丹。うつ状態には抑肝散加減や帰脾湯に補腎薬を併用します。

なつめやシベリア人参をお茶がわりに服用するのもこころの安定になります。

(『 ベターライフみと 』 2008年7月18日号掲載)


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