40.更年期障害と中国漢方G「脳の使いすぎと不眠〜その2」

「眠れないのは辛い、けど睡眠薬は使いたくない」。
「いいと思われる漢方薬も飲んでみました。
酸棗仁湯(さんそうにんとう)帰脾湯(きひとう)などです。でも効きません」。
前回説明した血虚不眠ならこれでいけるのですが。

さらに詳しく症状を伺いました。

眠れない、寝つきが悪い、眠りが浅い、イライラして困る、夢を多く見る、動悸、胸苦しさという症状に更に手足の裏が火照る、のぼせる、急に汗をかく、寝汗をかくなどの体に、熱症状を訴えていました。

これはストレスや過労、老化などで体の栄養分である陰液が不足しておこる「陰虚不眠」とよばれるものです。

このタイプには、体の栄養分である陰液を補い、熱を冷まし、脳の興奮を鎮める加味逍遙散合天王補心丹(かみしょうようてんのうほしんたん)が必要です。

(『 ベターライフみと 』 2008年6月6日号掲載)


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