38.更年期と中国漢方E「のぼせ、ほてり

更年期について中国漢方では腎(泌尿、生殖、ホルモン系の作用を持ち、老化と関係の深い臓器)の働きが衰えて女性ホルモンの分泌が悪くなって起こったものと考えています。

腎には二つの働きがあります。一つは体を温め動かす陽気。もう一つは体に栄養と潤いを与える陰液。

この二つは火と水の関係に例えられ、うまく調節されています。

不足する女性ホルモンは陰液に相当しますので、老化により陰液が不足すると熱を冷ます働きが低下し、陽気を抑えきれず、のぼせとなってあらわれてきます。

急激に顔がのぼせて赤くなる、午後から夜中にかけてひどくなる、手足のほてり、イライラ、耳鳴りなどの症状が見られてきます。治療には陰液を補い、熱を冷ます作用のある杞菊地黄丸(こきくじおうがん)や知柏地黄丸(ちばくじおうがん)を用います。

(『 ベターライフみと 』 2008年4月25日号掲載)


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