今話題の食品・サプリメントを探る!第3弾!

テレビや雑誌で話題の食品やサプリメント、薬との飲み合わせ等について、フローラの薬剤師と栄養士が調査し、皆さんの疑問にお答えするコーナです。今回は、数人の患者様からご質問のあったグルコサミンについてお知らせします。

質問:糖尿病の人が健康食品の「グルコサミン」を飲んでも大丈夫ですか?

答え:糖尿病の人がグルコサミンの入っている健康食品を摂ると、血糖値が上昇する可能性があるので注意が必要です。
  外国では「変形性関節症による膝や腰の痛みに効果がある」ということで広がり、日本でも膝の痛みが気になる方などに売れているサプリメントの一種です。実は、グルコサミンとはブドウ糖とアミノ酸からできているものであり、もともと体の中に存在しています。

グルコサミンは、もともと体の中にある物質で、体内で作られています。関節にある軟骨という組織の構成成分であるため、「グルコサミンは年齢とともに少なくなる軟骨を再生します」という言葉を耳にされたことのある方もいらっしゃると思います。グルコサミンを積極的に摂ると、膝の痛みに良いのではと、薬のように期待して利用されている方も多いようです。
  いわゆる健康食品は、薬ではないため、効き目について証明されていません。また外箱の表示を見ても、飲む時間や1回量、注意点については詳しく書かれていません。しかし、グルコサミンは積極的に摂ることにより、血糖値が上昇してしまう可能性があるのです。糖が血液中にたくさんある高血糖状態になると、糖が細胞内に移動できない状態になってしまいます。グルコサミンは糖が細胞に移動する仕事を抑えてしまい、そのために高血糖が持続してしまう作用があります。もう1つは、グルコサミンは、ブドウ糖とアミノ酸に分解されますので、たくさん摂取するとブドウ糖を摂取していることになってしまいます。以上の2点から血糖値の気になる方は、サプリメントとしてグルコサミンを積極的に摂ることは控えてください。
                       参考文献;日本薬剤師会雑誌 vol.56(10) 77、2004より

<代表的なグルコサミン含有のサプリメント> 
ネイチャーメイドグルコサミン(大塚製薬)、グルコサミン(DHC)、ふしぶしの恵み(ファイン)、コンドロイチングルコサミン(リケン)、ざ ひざ一番飴(健民社)、キリン グルコサミン(キリン・ウェルフーズ) などがあります。

もし、血圧の薬であてはまる場合は、飲み合わせにより血圧の薬が効きすぎて、フラフラしたり、胸がドキドキしたり、頭が痛くなったりする可能性があるので、グレープフルーツジュースは控えましょう。ジュースだけでなく、グレープフルーツの果肉そのもの、熊本産のザボンの1種「晩白柚(バンペイユ)」にも、少ないながらその可能性があるようです。ただし、みかんやバレンシアオレンジ、レモン、カボスなど他の柑橘類には、飲み合わせの悪い成分は含まれていませんので、心配いりません。薬の相互作用や副作用は、怖がるものではなく、飲む前に良く聞いて、正しく使えば防げるものです。まず、自分が飲む薬の名前を知り、お薬手帳に記録をつけておき、他に飲む薬や健康食品があるときは、飲み合わせは大丈夫かをぜひ薬剤師に聞いてくださいね。「薬は、聞くが、効く」です。



ご飯の仲間の1単位知りましょう。
1日の決められた単位の中で上手に交換しながら食べましょう!


          参考文献;日本糖尿病学会編 食品交換表 第6版より
「ご飯50gってどのくらいの量?」と思う方もいらっしゃると思います。ご飯のもう1つの目安として、コンビニエンスストアーなどで売っている「おにぎり」1個が、だいたい120gくらいです。そうすると、1日のカロリー数が1200〜1400kcalの方は1食の目安量として1個、1600〜1800kcalの方は2個となります。ちなみに、お寿司「にぎり」で使うしゃりの重さはだいたい20gですので、 1日のカロリー数が1200〜1400kcalの方は1食の目安量として「にぎり」8〜10個、1600〜1800kcalの方は10〜14個となります。



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