生活習慣病を予防する食事を考えよう(2)

適正なエネルギー量の食事をとりましょう!!

なぜ?
自分に合った食事の適正量(カロリー)をとることが大切なのでしょうか?
食事を必要量以上にとりすぎると、肥満や糖尿病などの生活習慣病を招くもとになります。特に、糖尿病の人が高カロリーの食事をすると、血糖値を下げるのに必要なインスリンが不足しているために、血糖値が急激に上昇して、なかなか下がりません。そこで、ひとりひとりに合った食事の適正量をとることが、肥満や糖尿病など生活習慣病の予防になるのです。

 

 

どんな食事?

日頃の生活習慣や栄養状態が崩れがちな現代人にとっても糖尿病食が、健康食として注目されています。糖尿病食というと、その名前から「ご飯」など糖分を控えたら良いとか、「肉は食べられない」など誤解している人もいるようですが、実際は、糖尿病であってもエネルギー量を守っていれば、食べてはいけないものはありません。糖尿病食は、個人の年齢や体格、生活スタイル等に合わせた適正なエネルギー量と、糖質・脂質・たんぱく質といった栄養バランスの整った食事ですから、健康な体を保つための理想的な食事と言えるのです。

 

 

適正エネルギーの目安をご存知ですか?

第六次改定日本人の栄養所要量によれば、例えば50歳でデスクワークなどの軽い労働の仕事をしている人は、1750kcalが必要量となり、6歳から8歳の子どもの必要量1900kcalより少ない量で充分なのです。

 

Q:あなたの今の食生活を小中学生の頃の食生活と比べて振りかえってみましょう

茶碗の大きさは? ( 子ども茶碗 ・  男茶碗   ・  女茶碗    )

ご飯の量は?  ( 多くなった  ・  変化なし  ・ 少なくなった  )

おかずの量は? ( 多くなった  ・  変化なし  ・ 少なくなった  )

おやつの量は? ( 多くなった  ・  変化なし  ・ 少なくなった  )

アルコールは? ( 毎日飲んでいる・ たまに飲む  ・  飲まない   )

 

振りかえってみていかがでしたか?

今の食生活を子どもの頃と比べてみると、中高生の体をよく動かしていた頃は食べてもそんなに太らなかったのではないでしょうか?それは、子どもの場合は食べたものが骨や筋肉の成長に使われていたからです。このように適正量は、年齢や一人一人の生活スタイルによっても違うので、多すぎても、少なすぎても健康に良くありません。糖尿病食というと、「カロリー制限食で、こんなに少なくては力が出ない」と誤解している方も多いようですが実は、成人以降は年齢とともに必要量は少なくなります。現代の社会は、体を動かさずに車での移動に頼っていたり、高カロリーの食事、お酒などを多飲しがちなので、誰もが肥満や糖尿病などの生活習慣病になりやすい環境になっているのです。

 

ではどうやって?

一日に必要なエネルギー量は、年齢・性別・身長・活動量を考慮して、医師の指示のもとで総合的に決められます。

 

 

ここでは一般的な方法を紹介しますので、あなたの適正量を知りましょう


STEP1 標準体重を知る
  標準体重とは、統計的に最も病気にかかりにくい体重のことです。この値を目安に自分の体重をコントロールします。

身長            身長                標準体重

(       )m ×(       )m×  22  =          Kg

STEP2 1日のエネルギー量を計算する
1日の活動量(生活活動強度)によって標準体重1kgあたり、
25〜35kcalを掛けたものが、1日の摂取エネルギーの目安になります。

活動強度による標準体重1kgに  

標準体重         必要な摂取エネルギー        1日の摂取エネルギー

(       )kg  ×  (       )Kcal    =                    kg


肥満傾向・デスクワーク・特に運動をしていない主婦・・・・・・・・・・25Kcal
適正体重・立ち仕事が多い人・適度な運動をしている人・・・・・・ 30Kcalを掛けます
肉体労働・激しい運動をする人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35Kcal



お薬やお食事のことについてご質問があるときは、
お気軽にフローラ薬局の薬剤師・栄養士までお尋ねください。

 発行責任者・監修   管理薬剤師 篠原久仁子
編集スタッフ       管理栄養士  栗原惠子 
健康運動指導士 佐藤 日佐子



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