「不妊症と中国漢方」91
不正性器出血 その1

 不正性器出血とは、生理以外の異常な性器出血(排卵期に一致した出血は除く)をいいます。多くの人はトイレに行ったあとやセックスのあと、突然下着に付いていて気付くようです。鮮血が流出するような多量出血、暗赤色の少量出血、下着に付着する点状出血、血塊として出ることもあります。出血の時期は、必ず基礎体温表に記入しておきましょう。もちろん、血液の状態も参考になります。
 そのなかで、妊娠の妨げとなる出血は子宮からのことが多く、原因は大きく分けて次の4つが挙げられます。
 @妊娠に関するもの
 Aホルモンの異常によるもの
 B良性の腫瘍によるもの
 Cガンに関連するもの

@妊娠に関するもの
 妊娠の初期に出血することがあります。必ずその原因を調べてもらってください。流産や子宮外妊娠などが考えられます。問題なく、少し様子を見ましょうと言われたら、漢方薬を用いましょう。この時には、もちろん止血薬を用いますが、新しい血を補給する補血薬、血がもれないようにコントロールする補気薬、補腎薬などを併用します。一時的な出血ならば、これで大丈夫です。もし、手術をするようなことがあれば、次の妊娠に向かって養生をしっかりしなければなりません。
 その方法については次回に。

 


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