不妊症と中国漢方」83
漢方治療を望む方へ

私が見聞きしたところによれば、基礎体温表を治療の参考にしているのは中国や台湾のお医者さんが多いような気がします。もちろん、日本のお医者さんも基礎体温表を見ますが、それは、排卵日の有無、予測、黄体機能不全の有無、不正出血の原因を推測するためのようです。中国や台湾のように個人の体質を見るために利用しているわけではありません。しかし、中国でも、誰もが基礎体温表を重視するわけではなく、いくつかの検査にもとづいて、くすりを決めることが出来るので参考にするだけのお医者さんもいるとのこと。ここで重大なことは基礎体温表をどう考えるかでしょう。私が基礎体温表を求めるのは、中国漢方独自の判断方法があるからなのです。一般的に、標準的な基礎体温のパターンは次のとおりです。みなさんご存じとは思いますが、もう一度復習の意味を込めて。
@月経が始まると、体温は低くなります。
A月経が終わっても、しばらく低温期がつづきます。
B排卵日を境に体温は急に上がり、高温期に入ります。
C高温期は12〜14日続き、次の月経が始まる直前から、体温は低くなります。
このような理想の形ならよいのですが私のところへ相談に見える人たちは、必ずといっていいほど幾つかの問題を抱えています。例えば、月経が始まったのに体温が低くならない、また、高くなるなど。次回も続きます。

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