「不妊症と中国漢方」77
不妊カウンセラー合格3

 最近、不妊症の相談中に泣く人が増えました。よほど辛い思いをしているのでしょうね。人生、七転び八起きといいますが、辛いという字は、十回立っても辛いと書きます。へたな励ましは、本人の傷口を広げるだけです。
 私が、なぜ中国漢方とカウンセラーの勉強をしたのか、ここが腕の見せ所。「泣くのは構いませんが、赤ちゃんを望むならメソメソ泣くのはやめましょう。今のあなたの体の状態は、中国漢方で言うところの肝気鬱結の状態です。体の中を流れている気(体内のエネルギーに相当)や血が、過剰のストレスや緊張で巡りが悪いために精神的に追い詰められたり、ホルモンの分泌がスムーズにいかなくて、妊娠しにくいのかもしれません。こんな時は、涙枯れるまで思いっきり泣いてください。その後は、気分がすっきりしているはずです」
 そして最後に、「がんばれ!がんばれ!」と言います。これ以上、何をがんばるのですかと文句が聞こえてきそうですが、実は、皆さんが考えた意味と違うのです。皆さんは、「頑張れ」と聞いていませんか。それでは、私があなたの前にいる理由がありません。思いっきり泣いたのですから、その後は「顔晴れ、顔晴れ」というガンバレになるのです。そうしたら、気や血は体の中をスムーズに流れます。
 T子さんから喜びのお知らせをいただいたのは、5ヵ月後のことでした。


≪戻る  閉じる 次へ≫

             Flora Web Site Since2002.January フローラ薬局 1996 All Rights Reserved. Link free
                                                            サイト内に掲載されている全ての画像の無断転載禁じます