〔その7〕
前回に基礎体温表をみながら妊娠しにくいお血と血虚のタイプについて簡単に説明しました。お血はわかりやすくいいますと「血液の質が悪くなり、粘りけを増して流れが悪くなったり、固まりやすくなった状態」のことです。体内にお血が発生しているかどうかの確認は次の3つの症状が現れているかどうかです。@痛むA黒ずむBしこる女性では、月経痛・月経の遅れ・月経量が多く黒ずんでいたり、塊があるなどです。また、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮ポリープ、卵巣嚢腫や卵管癒着(これがあると、卵管通過傷害などが起こる)抗精子抗体陽性もお血が原因で起こるものです。漢方薬によるお血の改善は、骨盤の血流を改善し、新鮮な血液が充分に子宮や卵巣に行き渡るようにするためです。その結果、卵子の発育がよくなり、排卵や卵子の移動(精子と結合しやすいところに運ばれる)が促進されると同時に、受精卵のベッドとなる子宮内膜が、お血特有の厚くて、固くて、冷たく、表面が紫色をしている状態から、健康的なピンク色の温かく、柔らかい厚い布団のような状態となります。この時にはじめて、受精卵が着床しやすくなり、妊娠が継続可能となるのです。

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