〔「排卵期の過ごし方」その3〕
前号でも紹介したように、基礎体温表も含めて排卵日の予測ができました。あとは、精子と卵子の出会いを待てばいいだけ。N子さん(32歳)もその一人。体調がよくなり、基礎体温表もきれいな形になってきたので、今度こそはと張りきっていたのですが様子が変です。詳しく話を伺いました。N子さんのご主人の会社では、リストラがすすみ、人手不足となりました。今まで以上に忙しく、帰りも夜中で心身ともに疲れ果てて、とてもそれどころではないとのことです。特に、気をつかう職場のご主人。そういえば、予定日には空欄が多く、あっても△印。○印は滅多にありません。(△印とは射精にいたらないこと。)男性の立場で言い訳をさせて戴ければ、本来、雄のセックスは脳に支配される部分が多く、雌のそれはホルモンによる支配が多いのです。つまり、雄のセックス能力は雌よりも精神的影響を受けやすいので、ストレス過剰、極度の緊張、環境の変化等よりうまくいかなくなってしまいます。このいい例が新婚のインポテンスです。中国漢方では、精神という言葉について、2つの意味を持つとしています。神とはこころ、つまり、大脳の働きのこと。精とは、神を養う栄養物質。体のエネルギーや栄養物である気血が濃縮して泌尿生殖ホルモン系・老化と関係の深い腎に蓄えられます。精神、精力どちらも精のもつパワー作用により成り立ちます。頭を使いすぎた時や、過労、運動不足により、精が不足したとき精力減退になるのはこのためです。ご主人には精を補う補腎薬と緊張を取り除く安神薬を併用してもらいました。この効果の程は、N子さんご自身のからだでわかったそうです。

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