〔「月経痛と不妊症」その3〕
月経痛とは、毎回の月経期あるいは月経前後の数日に、主に下腹痛や腰痛が生じること。中国漢方では、治療を始めるときにまず、次の点を確認します。痛みが生じるとき・時期(月経の前・中・後)・部位(下腹部の中央・両側・腰)・性質(刺すような・鈍い・脹る・しぼるような・間欠的・持続的)〔月経前半に現れる月経痛〕中国漢方では「不通則痛」、通じざれば則痛む、体内の気血の流れが悪いために痛みが起こるものと考えています。●お血(血行不良)タイプ・月経の初日から強い下腹痛・経血の色は暗紫色で塊がみられ、時にレバー状。大量に排出したのち、痛みが軽減する(よく見られるタイプ)●気滞(気の停滞)タイプ・月経の前または初日〜2日目ぐらいに脹った痛みが生じる。両側の下腹痛。月経の始まる前から、イライラ、怒りっぽい、乳房の張りなどがある。むくみ。(ストレスの多い人によくみられるタイプ)●冷えでおこるタイプ・月経前または開始時から下腹部の冷えと激しい痛み。四肢の冷えを伴う。(冷えにより血液の流れが滞るため)〔月経後半に現れる月経痛〕これは、「不栄則痛」栄えざれば則痛む、つまり、出血により体内の栄養が不足して起こるものと考えられます。●気血不足(パワーと血液不足)月経期や月経後に下腹部痛。さすると気持ち良い。経血の色は淡く、量は少ない。元気がない。すぐに疲れやすい。終了後に痛みを伴う人もいる。一般に痛みは激しくなく、同時に身体に虚弱の症状がみられる。それぞれに合わせた、適切な治療をすれば効果は早目にでます。

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