〔「月経痛と不妊症」その2〕
子供を生むという大切な機能を持つ女性の健康は血液と深いつながりがあります。血液が不足したり、血行が悪いとさまざまな症状があらわれますが、生理痛もそのひとつ。月経時の出血は、新しい卵子を、清潔で新鮮な栄養のある子宮内膜で迎えるために過去のものをすべて捨て去るためのものです。このシステムがうまく働かず、血が滞ってスムーズに流れないと、痛みというサインを出します。これが生理痛です。これを中国漢方では「通じざれば即ち痛む」と表現しています。人によっては、痛みだけでなく、子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫・卵管周囲癒着などの原因ともなりますので注意が必要です。生理痛といっても、人それぞれで単に下腹が重い、だるいというだけの人から、痛みが激しくて寝込んだり、鎮痛剤をのまないと我慢できない人もいます。鎮痛剤はその場しのぎだし、量が増えるばかりで副作用が心配という方も。中国漢方には「治病必求其本」という言葉があります。「病気を治すときには、根本的な原因を見つけないと治らない」という意味です。そのためには、痛みのあらわれる時期や症状、強さにより、痛みの起こる原因を考え、それぞれタイプ別に分けて治療するのが重要。詳しい症状と、その治療方法は次回にご説明します。痛みがなく、血液がサラサラになってくると、子宮内が妊娠しやすい環境になってくるのです。

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