〔「月経前症候群と不妊症」その1〕
不妊症の相談で見えたYさん(34歳)は、月経の1週間位前になると次のような症状で悩まされるそうです。「むくみ、眠気、胸のはりや痛み、イライラして夫につまらないことであたる。気分が不安定になり、集中力にかけ、仕事に差し支える。疲労感、肩凝り、腹部・腰部が重い、頭痛・・・」Sさん(33歳)は、ちょっとしたことで怒りが頂点に達し、キレ、ご主人に離婚用紙をたたきつけました。彼女たちのように、月経前に繰り返して現れる心身の不快な症状は、月経前症候群(PMS)とよばれています。PMSの症状は、イライラやゆううつ感などの「精神症状」やむくみや頭痛などの「身体症状」の2面にあらわれ、精神症状のほうがつらく感じます。症状が軽いケースも含めると、女性の80〜90%にみられるそうです。症状の軽重は、生育歴やもって生まれた気質、環境の変化、対人関係や仕事上のストレスなどさまざまな要因が重なって起こるものと思われます。一見、精神的・情緒的な症状で苦しんでいるので、精神安定剤をと考えがちですが、これだけで治るのなら誰も苦労はしません。中国漢方では、PMSはホルモンのアンバランスが精神・情緒・自律神経系に影響を与えているとみて、これらと関係の深い内臓を調節することで改善を図ります。効果は、2人のご主人がよくご存知です。

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