〔子宮筋腫と不妊症〕
子宮筋腫とは子宮にできる良性の腫瘍のこと。女性の4人に1人にみられ、症状は過多月経と貧血です。中国漢方では腫瘍やイボ、しこり、ポリープなど体にとって余分なものは血行不良、つまり、お血によっておこるものとされ、治療には血の流れをよくする活血薬を使用しますが、これだけでは筋腫による過多月経は改善されません。ほかに、止血薬と出血による貧血(血虚)を改善する補血薬を加える必要があります。現在の症状や月経周期にあわせて活血薬・止血薬・補血薬をうまく組み合わせるのが子宮筋腫治療のコツです。もちろん、西洋医学の治療を併用することは問題ありません。現在、妊娠5ヶ月のA子さん(38歳)も子宮筋腫に悩まされた一人です。症状がひどいので手術を勧められましたが、妊娠を希望していたため、子宮を残して筋腫だけを取り除く筋腫核手術をうけました。手術後、子宮がもとの常態にもどるには時間がかかるので、妊娠は半年以降、出産は1年以降にするのがよいとお医者様から指導を受け、その間、体調を整える目的と筋腫の治療、再発予防に前記の方法で漢方薬を服用したところ、なんと、高齢にもかかわらず、妊娠しました。まさに、「あわてず・あせらず・あきらめず」の精神を実践した例でした。

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