〔妊娠するための心得〕
中国漢方による「新不妊症周期療法」を紹介してから、多くの方にお問い合わせをいただいております。年齢別では20代後半から50代前半まで。特に多いのが、30代半ばの人たちでした。雅子さまのご出産が、晩婚・高齢出産となる女性たちに大きな勇気を与えたことはいうまでもありません。また、第2子不妊の方も多く見られました。できれば、自然妊娠が望ましいのですが人によってはそれが無理な場合があり、中国でも西洋医学と中国漢方の役割をわきまえ、それぞれの得意な分野を上手に使い分けています。例えば、排卵誘発剤であるクロミッドと周期療法の併用。「新不妊症周期療法」は女性の体を4つの周期(月経期・卵胞期・排卵期・黄体期)に合わせて、それぞれに中国漢方を服用することで女性本来の機能を尊重して妊娠しやすい条件を整えるわけですから、併用しても何ら問題ないわけです。さらに、日常生活の養生も大事。特に月経中。体の気や血が不足しがちなこの時期。体は冷えやすく、風邪をひきやすくなっています。特に、足腰を冷やすことは子宮を冷やすことにもつながり、月経痛や月経不順、不妊等の原因となります。日頃から体を冷やさないよう服装や食事に気をつけましょう。生足やミニスカートは避けたほうがよいですね。食事も、生ものや冷たいものを避け、消化がよくて体を温めてくれるものを取ることが大事です。中国の女性は月経中の血の不足を補うため、食事の中に黒ゴマ・クコの実・黒砂糖・当帰など補血作用のある食材を取り入れて体調を整えているそうです。また、心の持ち方も必要です。先日、ある新聞に「起業家の4つの心得」という記事が掲載されていました。これは、現在不妊治療を行っている人、これからしようと考えている人にも参考になる内容でしたのでご紹介しましょう。@「失敗を恐れぬこと」新しいことに挑戦するときには、失敗は必ずあります。失敗を恐れて挑戦しないのは、現状維持か後退となり、未来への希望が持てないことになります。A「あきらめないこと」今、自分の行っている治療についてよく理解し納得して、失敗を重ねても成功するまで、繰り返しトライしつづける勇気を持ちましょう(ゴールが見えないのもつらいので、ある程度期限をつけて)。B「正直であること」長く不妊治療を続けていると惰性になりがちです。自分達の本当の気持ちはどうなのか、夫婦でよく話し合っておく必要があります。私のところで妊娠に至った人たちを見ていると、夫婦でよく話し合い、協力していました。C「物事を明るく楽しめること」あっ、この人は必ず妊娠するなと思える人がいました。なぜかというと、性格的に明るく、余裕があり、月経が来てもショックを受けるような感じがなかったからです。どうしてそのようになれるのか、参考になればと思い尋ねてみると次のような答えでした。(1)自分でも不妊の治療についてよく勉強した。(2)この欄で「周期療法」のことを知り、記事を送ってもらい研究した。(3)その結果、自分たちの場合は西洋医学の技術に体を調える中国漢方を併用したほうが確実性が増すと考えた。(4)漢方薬を飲みはじめてすぐに、体が温まって、夜、よく眠れるようになった。疲れもとれて元気になり、朝が起きられるようになった。肌もきれいになり、ご主人から「お前、最近きれいになったね」といわれた。(5)基礎体温表もすぐにきれいなラインになったので、これはいけると思った。(6)不安なときには、「あせらず・あわてず・あきらめず」という薬局に飾ってある色紙の言葉を心に言い聞かせていた。周期療法を始めて4ケ月目のことでした。彼女からおめでたの電話をいただいたのは。その後は、流産を防ぐための漢方薬を服用してもらっています。前向きなこころと漢方により子宮内の環境が改善されたので、こうのとりがご機嫌よく赤ちゃんをおいていってくれたのだと思います。妊娠はゴールインではありません。スタートです。母親の喜びはこれからなのです。自分だけでなく、子供、家族の健康を考えていかなければなりません。そのために私は、日本中のお母さんを漢方家にしようと考えています。賛同する方、一緒に中国漢方を学びましょう。

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