「不妊症と中国漢方」172
卵胞期の養生 その1


月経後から排卵までの間は卵胞が発育し、子宮内膜が厚くなっていく時期です。高温期にトラブルを抱えている人は、この時期の養生が重要です。

まず、卵胞の成長に必要な栄養素が不足しないように気をつけましょう。中国漢方では卵胞の原料を陰血と呼んでいます。体の中にある血液や体液だと想像してください。これらを補給する食べ物を、この時期には積極的にとりたいものです。具体的には豆類、卵、魚介類、赤身の肉、色の濃い野菜。

ある中国人のお医者さんは、卵を勧めています。中国では「同物同治」といって、ある部分を強化するには、それと同じものを食すればよいと考えているのです。卵はニワトリだけではありません。魚にも数種類あります。気楽な気持ちで、食材を変えながら試してみてはいかがですか。

また、陰血を消耗しない生活も大事です。中国漢方には「陰は夜成長する」という考え方があります。実際に卵胞が成長するのは夜ですから、そのためにも原料である陰血が不足しないように、体を早く休めましょう。なるべく、夜の10時までには就寝するようにしてください。

この考えを実行に移したとたん、妊娠した人がいました。馬鹿にできません。


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