「中国漢方と不妊症」
良質の卵子


不妊の相談を受けていて女性は本当に大変だなと思います。子供がいない時には「子供はまだ?」「作らないの」、「嫁として失格だ」、「人間として欠けている」、「昔だったら追い出されている」など。「産まなければ」という重圧から不妊治療に通ったけれどもうまくいかず、徐々に精神的に追い詰められ、その果てが離婚(女性だけの責任じゃないのに)。妊娠したら、育児と仕事の両立。さらにマタハラ。核家族の上、高齢出産だと母親の年齢を考えるとお手伝い頼めず、全部ママの手に。これがまた大変、そしてそのストレスが自分や子供に向けられ、「産後のうつ」や「育児ノイローゼ」に。働こうにも保育園が不足。入れたとしても、子供の病気等で急な呼び出し。仕事との両立は綱渡り状態です。さらに自分の収入は高額な保育料と家賃に消え、これでは子育てに余裕などあるわけもなく、第2子不妊の治療は経済的な問題も考慮しなければなりません。

これからは子供は減るということを前提に、それを防ぐために、せっかく授かったいのち。妊娠したら流産をしないように、生まれたら子供をよりよく、元気に育てることに社会全体で協力し合うべきかと思います。少子化問題は女性だけの責任ではないのです。中国漢方では晩婚化の不妊対策に向けて、良質の卵子を作るための方法を取り入れています。体の若返りケア中国漢方版です。妊娠するためにはARTの場合もそうですが、良質の卵子が必要であるということは言うまでもありません。妊娠に大切なのは量より質です。そのために、卵子の原料となる補血薬と腎精に血のめぐりをよくする活血薬を加え、骨盤内の血流を改善し、新鮮な血液が十分に卵巣や子宮に行きわたるようにします。そうすることで卵巣の働きが良くなり、排卵や着床が促進されて妊娠しやすくなります。この方法は、検査でAMH(卵巣予備能)の数値が低い、FSH(卵胞刺激ホルモン)が高いという人にも用いられ、喜ばれています。


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