〔その14〕
前号でもお話しましたように、当薬局の相談で最近多いのが、単相性で無排卵の人と低温期が長くなかなか高温になりにくい方達です。この場合には、周期療法はまだ用いることはできません。その前段階である補腎生血薬を7日、活血薬を3日繰り返す方法を用います。服用して、二相式になり、周期がきちんとしてきたら、妊娠に向けての周期療法の開始時期。早い人では、飲みはじめてからすぐに、きれいな二相式に変わっていきます。排卵がない原因が高プロラクチン血症のときには、さらに麦芽という生薬を併用します。中国では、子供が大きくなって母乳が必要なくなったときに、麦芽を煎じて飲む習慣があるそうです。また、消化剤としても使われ、胃のもたれによく効きます。プロラクチンが高く、乳が出て、二相式にならない、排卵がないと言う人に麦芽を煎じて飲んでもらったところ、すぐに乳の出が止まり、改善がみられました。但し、服用方法にはコツがありまので、詳しくはお問い合わせください。(追記)中国の中医研究院の呉教授の実験によると、補腎生血薬には、排卵周期の改善、子宮内膜の強化、卵巣内の卵胞の増加作用があると証明されたそうです。

≪戻る  閉じる  次へ≫

             Flora Web Site Since2002.January フローラ薬局 1996 All Rights Reserved. Link free
                                                            サイト内に掲載されている全ての画像の無断転載禁じます