「中国漢方と不妊症」
「温活を始めよう」①


体が冷えているから妊娠しないのではなく、冷えている人の中に不妊症が多くみられることから、冷えは不妊の原因の一つであると言われています。理想の基礎体温は低温期が36・3~36・5度、高温期が36・8度~36・9度ぐらいだそうです。35度台は、明らかな低体温状態。冷えは体の動きを低下させますので、子宮や卵巣の働きに影響を及ぼします。手足や腰、お腹、下半身がいつも冷えていると感じている人は要注意。地球温暖化は問題ですが、子宮温暖化は不妊の治療にとても大切です。まず、体を冷やさないこと。体の内側と外側から温めましょう。シャワーではなく、38度~39度の湯船に、15分ぐらい浸かりましょう。入浴剤を使用。できれば、生薬配合剤を。当帰、紅花、陳皮、ヨモギなどは体を温める作用が強力です。体験者の実感です。お風呂からあがるときにはひざ下、ひじ先に冷水を。体の熱の放散を防いでくれます。ミニスカートなどの薄着はやめましょう。寒さは足元からやってくるからです。冷たい血液が心臓に戻る途中で子宮や卵巣の中をめぐり、その働きを低下させてしまいます。

食べ物は、基本的に寒い時期に寒いところで穫れるものは体を温めます。夏の食べ物は、体の熱をとるものが多いです。地上にできるものは体を冷やし、土中にできるものは体を温めます。そして冬の料理は、やっぱり鍋物。中国では寒い季節は、体を温める羊肉のしゃぶしゃぶをよく食べます。郷土料理は、その土地に住む人の体質に合わせた最高の料理です。ティータイムには、棗入り生姜紅茶を。生姜は生ではなく、乾燥したものがおすすめ。こちらのほうが体を温める作用が強いからです。生は胃腸の病気に使われます。お灸や使い捨てカイロも上手に使うとよいでしょう。漢方薬では、補腎薬と養血薬を併用です。体が温まるので、子宮や卵巣の働きがよくなり、妊娠しやすい体質に変わっていきます。また、しも焼けも改善されていきます。


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