「中国漢方と不妊症」
「不妊カウンセラー学会に参加して」①


今回も新しい情報を入手してきました。皆様の参考になれば幸いです。

不妊期間の定義は、今まで2年でしたが、今年8月、日本産婦人科学会は1年に変更。女性の晩婚化もあり妊娠する年齢が上昇する中、より早期に適切な不妊治療を受けやすくするためだそうです。最近のデータでは24人(以前は36人)に1人がARTで生まれているそうです。今までは一クラスに1人の割合でしたが、そのうち2人になる日がくるかもしれません。

西洋医学的に言えば、女性が最も子供を産みやすい年齢は、卵が老化する前の25歳から34歳。そのためでしょうか。以前、中国山東中医薬大学での不妊治療研修の際、体外受精を受けている年齢は30歳前後が多く、日本よりも成功率が高かったように記憶しています。2011年の調査で、日本女性の平均初産年齢は31歳を超えました。この年代は、仕事に面白さややりがいを感じる頃。それを結婚、妊娠、出産、子育てのためとはいえ簡単に捨てられない。まじめな、責任感の強い人ほどそうで、気づけば晩婚。

最近はセカンド不妊が目立ちます。以前と違って子育てや費用が大変。妊娠適応年齢からみても一人が精一杯。少子化は女性だけの問題ではないようです。「働きながら、いつ妊娠して赤ちゃんを産み、育てればいいの」という女性の問いかけに社会は適切な答えを用意しておく必要があるのではないでしょうか。

他には、男性の勃起障害とセックスレスの相談が増えているそうです。お見合いではなく恋愛結婚のためか相手を思いやり、相談までに時間がかかるそうです。精液が正常でも妊娠できないカップルは、精子濃度や運動率だけが原因ではないそうです。これは次回に。

また、女性の年齢が高くなると体の潤いが少なくなり、痛みによる挿入障害も増えているとか。これも表には出ない大きな問題です。何とか漢方でお手伝いできないかと考えた研修会でした。


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