「中国漢方と不妊症」
中医学と不妊症「動物生薬と不妊治療」②


不妊症で大敵なのは寒さと冷え。そして「子宮寒冷」という言葉。子宮部位に冷えを感じている人は特にそう。性交の際に、男性が膣の中が冷たいと感じる場合もそうです。

中国の山東中医薬大学に研修に行った時、病院の通路の壁に次のような言葉が書かれていました。「氷の上では草や木も成長しにくく、氷水の中で魚も成長しにくい」体、特に子宮が冷たいと受精卵が着床しにくいという意味だそうです。体外受精や人工授精を何度してもうまくいかないのはこの辺に原因が。いつも下腹部や腰が冷たい、寒がりで手足が冷える、月経前や月経中に鈍痛、下腹部から陰部にかけてひきつれるような痛みがある、冷えると悪化し、温めると楽になるなどの症状がみられる人です。対策は体を冷やさないこと。「寒さは足元からやってくる」といいますので、特に下半身を冷やさないように。中国では「冬至をすぎると寒さが一層厳しくなるので要注意」と言われています。不妊治療に使われる参茸補血丸は、飲むカイロとも呼ばれ体を温める漢方薬の代表処方です。


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