「中国漢方と不妊症」
中医学と不妊症4「冷えと不妊症」その1


不妊で悩む女性の7割は冷えが原因と言えます。中医学では、「冷えは足元からくる」と考えています。足先から心臓に戻る血液が冷やされ、子宮や卵巣の近くを流れるために子宮や卵巣も冷え、本来の機能が低下するのです。それだけでなく、性交のときに、男性は膣の中が冷たく感じます。これでは気分低下。温かい精液を排出してもうまくいきません(精液が冷たい男性もいます)。こういう女性は反応が鈍い人が多いのです。不感症ではなく冷感症とでもいうのでしょうか。

以前、中国・山東中医医科大学で研修を受けたのですが、その待ち合い室に書かれていた文章を思い出します。「氷の上では草や木も成長しにくく、氷水の中では魚も成長しにくい」。この自然現象を人間に当てはめると、いかに不妊には冷えが大敵か分かると思います。下腹部や陰部が冷たい人は要注意。治療法の基本処方としては体を温め、卵巣や子宮の働きを改善する当帰製剤に生姜、黒砂糖、時には、山茱萸や、なつめを併用します。飲んだ瞬間から薬の効き目がわかります。


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