「中国漢方と不妊症」
中医学と不妊症3「高齢出産」その4


「卵子の老化」という言葉には大きな衝撃を受けました。結婚に適齢期はないけれど妊娠に適齢期があるということを思い知らされました。35歳を過ぎると徐々に妊娠しにくくなるそうです。妊娠の世界では「まだ35歳」ではなく「もう35歳」なのです。ここで治療を始めればいいのですが、なかなか踏み切れず、40歳を前にして焦り始め、病院へ。この時の自然妊娠率は5%。そして、体外受精。でも卵巣が老化しているので卵子がうまく育たず、排卵誘発剤を使っても、卵子が採れないことがよくあります。

T子さん(41)歳もそうでした。結婚が遅いこともあって、体外受精を選択。1回目、卵子はとれませんでした。漢方薬を飲み始めました。体づくりを考えて子宮や卵巣の働きを良くする補腎薬に栄養を与える養血活血薬の併用です。2回目には卵子が3個とれて顕微授精を行いましたが、うまく育ちません。高齢になるほど流産の確率が高くなるからです。3回目にチャレンジ。漢方薬は継続しました。T子さんの目的は妊娠ではなく、出産・育児なのですから。


≪戻る  閉じる  次へ≫

             Flora Web Site Since2002.January フローラ薬局 1996 All Rights Reserved. Link free
サイト内に掲載されている全ての画像の無断転載禁じます