「中国漢方と不妊症」
中医学と不妊症「子宮筋腫 その2」


子宮筋腫は、中国漢方からみると、血の巡りが悪い瘀血と体内の余分な水分が停滞してしまう痰湿が原因で起こります。治療には、瘀血と痰湿を取り除く方法と、周期療法を組み合わせる方法があります。中でも大切なのが月経期。月経量によって2つに分けて治療します。月経量が普通の場合には利湿去痰活血化瘀薬、月経量が多い場合には、これも2つに分けて治療します。

ひとつは気虚出血タイプ。月経が早まり、出血が漏れるようにだらだら続いて色が薄い、この場合には「帰脾湯」+田七人参を。もう一つは血熱出血タイプ。同じように月経が早まり量が多く、色は紅色です。「清営顆粒」+田七人参を用います。中国漢方では女性不妊について「救子之道、首先調経」(子を求める道は、先ず月経を整える)といわれるように、月経の調節を重要視し、周期療法を活用。中国では、不妊治療を得意とする名医は「送子観音」(子授け観音)と呼ばれ尊敬されています。当院も子供を抱いている観音様を置いて、少しでもパワーをいただこうとしています。


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