「中国漢方と不妊症」
黄体機能不全 その2


今最も注目されている周期調節法。月経期、卵胞期、排卵期、黄体期に分けて、漢方薬を使い分ける方法です。特に、高温期が10日前後しかなかったり、高温期に入って4~5日くらいに体温が下がるM字型やU型の人、体温がすぐに上昇せず階段状に昇る人は、黄体機能不全の可能性があります。黄体期はもちろん、卵胞期の治療もしっかりと行うことが必要。黄体期に十分に黄体ホルモンが分泌されないのは、卵胞期に卵胞が充分に育たなかったから。黄体ホルモンが充分に分泌されないと、子宮内膜は薄く硬くなるため受精卵が着床しにくく、着床しても流産しやすくなります。

治療には、生殖力の大元である腎の機能を高め温かな子宮環境を整える温補腎陽薬で黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモンの働きを良くします。この方法を卵胞期にも用いて卵胞が充分に育てば黄体期が安定します。よく使われる漢方薬は双料参茸丸や胎盤エキス。高温期の陥没には帰脾湯。高温期に至るまで時間のかかる人には逍遥丸を併用。これは流産防止にも効果があります。


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