「中国漢方と不妊症」
黄体機能不全 その1


妊娠のための周期調節法は、基礎体温からの情報をとても大切にしています。基礎体温表をご覧ください。次の条件を満たしていますか?①2相性に分かれている②高温期が12~14日続く③高温期と低温期の差が0・3~0・5℃である④低温から高温へ1~2日以内にスムースに移行する。

ところが不妊で悩む人たちの中には、高温期が短い。排卵後、体温がすぐに上昇せず、高温期になるまで階段状に昇る。体温の上下変動が激しい(0・2℃の範囲を超えている)。高温期と低温期の平均体温の差が0・3度未満である。

これは黄体機能不全、つまり、黄体ホルモンが十分に分泌されない状態を示しています。でも、黄体期の調整だけ力を入れてもうまくいきません。黄体ホルモンが充分に分泌されないのは、月経後の卵胞期に卵胞が充分に育たず、排卵後の卵胞が黄体に変化できないためです。ですから、卵胞期に卵胞の発育を助けるような漢方薬を用いることがポイント。治療は黄体期だけでなく、その前の卵胞期も大切なのです。次回は詳しい治療法です。


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