「中国漢方と不妊症」
卵子の老化 その3


妊娠に必要な、生命力の強い卵の消費期限は35歳~45歳だそうです。当薬局における妊娠年齢も、46歳でそれに近いものがありました。月経や妊娠をサポートするための卵巣は例えて言うなら、卵を保存しておく大型冷蔵庫のようなもの。ここに貯蔵された卵は、もともと生命力のあるものや、生存条件に恵まれた場所(血液の流れがよく栄養が十分であること。これを養血活血という)だけが長く生き残っています。そうでないところは、保存中に卵の数が加齢や排卵とともに徐々に減り、質も悪くなってきます。さらに卵巣の手術を行ったり、体外受精で採卵を繰り返すと卵の数はますます減り続け、妊娠からは程遠くなってしまいます。中国漢方では、加齢による卵巣機能の低下を腎虚と言っています。

腎は生命エネルギーの源である精を蓄える臓器で生殖機能を行います。卵巣から分泌されるホルモンも腎精の一つ。腎虚を改善するには補腎薬を用います。なかでも胎盤エキスや鹿茸が含まれた動物生薬は生薬だけのものと効果が違います。


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