「中国漢方と不妊症」
周期調節法 その5


月経期に子宮を大掃除したら次は、子宮内膜と卵胞を育てる卵胞発育期に入ります。この周期はほかの時期に比べて比較的体調が良いようです。その証拠に、基礎体温表を見てみると体温はあまり上下せず、0.1℃~0.2℃の間。もし体温が上下に波動していたら要注意。高プロラクチン血症や多嚢性卵巣症候群などで卵胞がうまく作られないことがあるからです。ストレスや不摂生などでも現れますので気を付けましょう。卵胞がうまく作られないと高温期が短い、基礎体温が高温期の上下の幅が0.2℃の範囲を超えているなど不調をきたします。

中医学では高温期の異常でも、その前の卵胞発育期に問題があるとして治療します。ここが大切。そして、この時期には個人差があり、期間が長く排卵が遅いタイプ、排卵が早いタイプがあり、体質に合わせた漢方治療が必要です。日常生活では種子や卵などの摂取が大事で、これは内臓や器官が弱っているときには形や色、効能が似ているものを食べる取類比象という考えに基づいています。


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