「中国漢方と不妊症」
周期調節法 その4


中国での不妊症治療研修で指導を受けた南京中医薬大学婦人科の夏桂成教授は、周期療法という不妊治療法を提唱していました。それが日本に取り入れられてから、従来の漢方不妊治療より妊娠率が高まっています。それは、体のエネルギーや栄養源である気や血のめぐりを整えながら生殖能力の源である腎の力を高めるからです。妊娠力がパワーアップするのでしょう。実際、多くの人の体調がよくなりその後に妊娠しました。子供も丈夫で夜泣きせず、親孝行です。妊活の一環として周期療法を説明してきました。

今回から、月経期の後の卵胞発育期についてです。周期療法では卵胞が発育するための血や体液など「陰血」が増える時期と考え、陰血を補う[滋陰養血]をメインに行います。漢方薬は婦宝当帰膠や杞菊地黄丸などで、卵胞がうまく育たない時はほかの漢方薬を併用。過労やストレスは滋陰養血を消耗するため日頃の養生も重要。この周期は無理せず10時までに休みましょう。12時を過ぎないこと。大変かもしれませんが、これも妊活の一つです。


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