〔その11〕
前回も説明したように、卵子の発育が不十分、ホルモンの分泌がよくない、高温期が短く低い、腰が冷える、足腰がだるい、実年齢よりも上にみえるなどといった人たちには、体のエネルギーや栄養の元である気血を補うだけでなく、卵子の強化やホルモン分泌の改善、子宮内膜の良き環境作りに作用する腎精を補う必要があります。中国漢方には、女性の体は七年周期で変化するという考え方があり、14歳(7×2)までに初潮を迎え、28歳(7×4)で成熟のピークとなり35歳(7×5)頃から性機能や生殖器機能が低下していくとみています。できれば35歳までに妊娠をおえてほしいのですが実際はなかなか難しいものです。では35歳をすぎたらどうしたらよいのでしょうか。中国漢方には暦的には無理でも、肉体的年令を若返らせ、妊娠可能にする方法があります。それが補腎薬プラス動物生薬の組み合わせです。温腎助妊の働きをする動物生薬には鹿茸(鹿のまだ幼い角)や紫河車(人の胎盤をとろ火で乾燥させたもの)などがあり、これらを服用している人たちは、みな、肌がきれいになった、化粧のりがよいといいます。からだの具合がよくなってきた現れです。低温期と高温期に用いるのがコツです。

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