「不妊症と中国漢方」
山東中医薬大学附属病院 不妊症研修 その11


不妊の相談で見えている看護師さんに聞いたところ、めまいや体の痛み(特に腰痛)、こむら返り(夜中)、胃痛の患者さんがこの春多かったとか。

中国漢方では、春―木―風―肝―筋は同じグループに属していると考えます。春になると木は成長し、風が吹くと揺れる。これがめまい。筋のトラブルは痛みやこむら返りとなって現れます。肝は西洋医学で言うと感情や情緒系、自律神経系、ホルモン系が作用するところ。今年の春の異常気象はこの肝に過剰刺激を与え、多くの人の体に大きな負担を強いました。感情系の乱れ(イライラ・不安)、自律神経系過剰緊張症、月経異常(特に2月の後半から4月)。患者さんの悪い気(邪気)が相談中や治療中に体外に溢れ、私の体の中に入ってきたのです。ちょうど煙草の副流煙を吸うように。これに異常気象が加わり、私の体に異変が起こりました。中国漢方では、治療家がこの邪気を感じるようになると一人前。この邪気を体から追い払えるのが名人といわれています。次回も続きます。


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