「不妊症と中国漢方」
山東中医薬大学附属病院 不妊症研修 その7


体外受精や凍結卵戻しのとき、漢方はどのように対処すればよいのか。それは月経周期の月経期、卵胞期、排卵期、黄体期の4つの時期をアレンジして行います。

まず体外受精を予定している場合。

(1)月経期
 不要になった子宮内膜や月経血をスムーズにすっきり排泄させる活血薬を服用。この時、月経痛や血塊がなくなることがポイント。最近、子宮内膜症による月経痛の相談が増えています。ボルタレンやロキソニンなどの鎮痛剤を少しでも減らしたいとの希望が多く見られます。

(2)卵胞発育期
 卵子の成熟をうながしてより良い卵子を作り、さらに受精卵が着床しやすいようにより厚い子宮内膜を作る漢方薬を服用。

これを排卵日の前日まで続けます。排卵日の翌日からは移植期。妊娠判定日まで、子宮内膜の分泌を促進し、受精卵が着床しやすいように、そして、着床した受精卵に充分な栄養を送り込むために補腎薬を中心に漢方薬を服用します。


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