「不妊症と中国漢方」
山東中医薬大学附属病院 不妊症研修 その6


中医学と西洋医学を結合させた山東中医学大学の不妊治療。治療を始める前に妊娠するための4つのポイントを。(1)良い種=精子、卵子(2)良いパイプ=精管、卵管(3)良い土壊=子宮内膜(4)無雑草=免疫性不妊、感染など。これらの体作りが重要です。次に月経周期に合わせた漢方薬の服用。例えば体外受精。「卵胞発育期=二至天癸方」「採卵期=桂枝茯苓丸」「移植期=参耆寿胎丸」「妊娠前の準備段階=二仙調経方」。桂枝茯苓丸は日本で手に入りますが、他の処方はまだ輸入されていません。似たような処方で応用します。妊娠反応が出たら今度は流産防止の漢方薬。流産の60%は染色体異常で9週以内の流産もその可能性があるとか。西洋医学の薬はホルモン値が低いときに補充しますが、漢方薬は最初から用い、流産予防に力を注ぎます。

最後に教授が話していました。『中医学と西洋医学の二つの道があり、二つの道が同時に歩けるものならもう一つの道ができる』。これからも発展しつづける中国漢方。期待したいものです。


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