「不妊症と中国漢方」
山東中医薬大学附属病院 不妊症研修 その3


去年の11月に不妊症の研修で訪れた山東中医薬大学附属病院は、中国漢方・西洋医学・針灸治療を合わせた不妊治療が認められている中国で唯一の高度生殖医療センターでもあります。ここでの大きな収穫は、不妊症における西洋医学の治療と中国漢方と針灸の役割。ART成功に向けての準備周期、移植周期における中国漢方薬の使い方はとても参考になりました。特に卵胞周期に卵胞を成熟させるために使われている処方は薬局で取り扱っているものと同じで、とてもうれしく思いました。講義の内容をしっかりまとめ、一日も早く皆さまのお役に立ちたいと思います。

針灸治療は主に排卵障害の患者さんに行われていました。ツボは専門家なら誰でも知っているところ。18ミリの大きさになったら始め、排卵するまで行うのだそうです。回数は2~3回。西洋医学検査で確認し、おなかや腰、お尻が冷たい人は温めていました。こうすると子宮内膜の中の血流がよくなり、子宮内膜が厚くなっていくのだそうです。次回も続きます。


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