「不妊症と中国漢方」101
無排卵不規則出血 その 1
 ご自分の基礎体温表を見てください。二相になっていますか。基礎体温表が一相性で月経様出血がある場合が、今回のテーマである無排卵周期症です。排卵がないために、体温を上昇させ高温相を形成するホルモンが分泌されず、このような形となります。
  その原因を西洋医学では、視床下部―脳下垂体―卵巣系の調節システムに異常があるからとしていますが、中国漢方では「ホルモンバランスや卵胞の成長は腎がコントロールしている」として、腎の働きの低下が無排卵周期症の原因とみています。そして腎の作用の低下は、西洋医学の検査値や基礎体温のみならず、それに伴う症状、例えば、足腰のだるさや痛み、抜け毛、白髪、足腰の冷え、性欲の低下などにも現れます。
 ですから根本治療として、腎の働きを充実させる補腎薬という漢方薬を服用することによって、乱れていた月経周期やホルモンの状態が整い、卵巣の働きがよくなります。そして、卵が充分に育って排卵され、基礎体温もきれいなラインを描くようになります。もちろん他の症状も改善され、体も若返ったようになっていきます。

  次回も続きます。

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