「不妊症と中国漢方」
ピックアップ障害 その1


先日、東京にある有名な不妊クリニックのお医者さんの講演会に参加してきました。最先端の治療を行って実績を上げているという話にはとても感銘を受けました。なかでも興味深かったのが、「ピックアップ障害」の話です。

「ヒューナーテスト」が良好で原因が特定できない、原因不明の不妊女性の98%は、この「ピックアップ障害」があるからだそうです。つまり、卵管 が排卵した卵子を精子が待っている卵管膨大部へ吸い込むピックアップ機能がうまく働かないために卵子と精子の出会いがなく、不妊になるのだとか。

中国漢方でも同様の考えがあり、ピックアップ機能がスムーズに作動しないことを機能の滞り、つまり「気滞」、機能が低下して、うまくキャッチできない場合を「気虚」といってます。元々、何か炎症があって癒着がみられるときも、卵管 がうまく動かないことがあります。癒着は血の巡りが悪い状態(中国漢方ではお血と呼ぶ)が原因なので、お血を改善する活血薬を併用します。

次回も続きます。


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