「不妊症と中国漢方」
卵胞期の過ごし方 その5


良質な卵を作るには卵胞期の過ごし方が大切です。卵胞の原料である陰血を消耗させないよう生活態度を改めましょう。夜、早く休むのもその一つ。食事面では辛いものの取りすぎに注意。多くは体を温めるため冷え症や低体温の人には適量の摂取が望まれますが、「陰虚火旺」の人は、さらに陰血を発散、消耗させてしまいます。次のような症状が見られたら気をつけたほうがよいでしょう。

「基礎体温の特徴」:●高温期は37℃以上の日が多い●低温期の体温が高め●月経周期が短い
「月経の状態」:●月経血が糸を引き、ネバネバしている●色が鮮紅
「その他の症状」:●おりものが少ない。または全くない●手のひら、足の裏がほてる●のぼせやすい●のどが渇きやすい●寝汗をよくかく●肌が乾燥●便秘しやすい

これらはホルモン治療のあとに多く見られます。熱すぎて陰血が消耗、子宮内膜が厚くならず着床しにくい状態。治療は潤しながら過剰な熱を取り除く「滋陰降火法」、処方は杞菊地黄丸や瀉火地黄丸が基本です。


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